THE SEA'S TIMES
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楽しみが凝縮された家
千葉県佐倉市にあるこの住宅は、駅の程近くだがとても静かな環境の中にある。ビジネスマンとして多忙な日々をおくるご主人は、この街のご出身。現在は埼玉県内にお住まいだが、週末のみ家族でここに戻ってくる。
取材当日、家の前で元気な息子さんがお出迎えしてくれた。木造3階、入口の螺旋階段を上がると飛び込んでくるのは、そびえ立つボルダリングの壁。3面解放されたアイランドキッチンに、星空の見えるテラスと大きなお風呂。離れ屋気分を味わえる落ちついた和室。地下にあるワイン庫には沢山のコレクションが並べられている。子供にも大人にも楽しそうなこの家、創られたきっかけについて、ご主人に話を聞いてみた。
ボルダリングの壁
楽しみが凝縮された家
両親の残してくれた場所
「元々、家を建てようと思ったのは15年以上前でした。当時はハウスメーカーの展示場でカタログを集めたり、プランまで書いてもらった事も有りました。そんな中で阪神大震災が起こり、地震に強い家という事で調べていたところ、ある雑誌でSE構法(SE工法)を知りました。最終的にはこだわったものにしたいと考えて建築家に依頼しようと思ったのですが、初めはどこに相談すれば良いか分かりませんでした。そんな中、SEA’Sの「まちかど建築家展」というイベントで、気軽に建築家に相談できる便利なシステムがある事を知りました。そこで出会ったスタッフの方にアドバイスしてもらい、建築家の佐々木善樹さんを紹介してもらう事になりました。
両親が他界して、この土地を手放すという選択肢も有りました。でもせっかく親が残してくれた土地で、思い入れもあって最終的にはこの土地に家を建てる事にしました。仮に自分が手放す事になっても、頑張って創った家には残っていて欲しい。そのために、長持ちする家にしたいと思いました。」
故郷に流れるレコードのB面
この住宅には「SIDE-b」という名前が付けられている。設計のコンセプトについて、建築家の佐々木善樹さんに話を聞いてみた。
「この家に名付けさせて頂いた「SIDE-b」とは、レコードのA面/B面でいう所のB面という意味です。ご主人にとっての”A面”が、ビジネスマンとして忙しく飛び回っておられる姿だとすると、今回の家づくりは、故郷であるこの土地にもう一つの姿としての”B面”をつくる事なんだと思いました。
レコードはA面ばかりがクローズアップされがちですが、本当の名曲は得てしてB面にある事が多いものです。ご主人には自分がかつて生まれ育った環境で子供達を過ごさせてみたいという思いもありましたし、ビジネスマンとしてのA面だけでないもう一つの人生をB面として楽しんでもらいたい。色付けをし、自分で創り上げていくB面は、面白い。その為の器を創ろうと思いました。それが「SIDE-b」、この住宅のコンセプトです。」

ご主人と佐々木さんは十分に時間をかけて(時にはお酒も酌み交わしながら)、対話を重ねたという。佐々木さんは続ける。
「家は他の何よりも高い買い物です。創るきっかけは、100人100様でみんな違います。十分なコミュニケーション無くして設計は出来ないと思います。表面的に美しいだけの家は、数年経てば価値がなくなってしまうかもしれない。何故家を創りたいのかを掘り下げていく事で、見えなかったものが見えてきます。そこに、愛着が生まれる家づくりのヒントがあると思います。」
故郷に流れるレコードのB面
永く愛着の持てる家を創る
永く愛着の持てる家を創る
ご主人に、家づくりについて振り返って頂くと「旅行と一緒で、計画をしている時が一番楽しかったです。」と笑顔で話された。じっくりと建築家とキャッチボールを重ねて完成を迎える事ができて、喜びも大きい様子だった。完成後に、早速中学時代の同窓生が遊びに来て、この家で昔の仲間と楽しい時間を過ごされたそうだ。
取材を終えて、長持ちする家をつくるには性能だけでなく、愛着が生まれる様に対話を繰り返すプロセスが大切だと改めて感じた。楽しそうに遊ぶお子様を見ると、ご家族皆さんの愛着が生まれることによって永く引き継がれる事を感じさせる、そんな住宅だった。
 
『SIDE-b』
木造3階建て(SE構法)
設計監理:佐々木善樹/佐々木善樹建築研究室
構造設計:松岡忠生/エヌ・シー・エヌ
施工管理:忠創建設
写真撮影:大沢誠一

 
松本隆三郎/アルファアーキテクツ松本隆三郎/アルファアーキテクツ
松本隆三郎/アルファアーキテクツ

正式名「ケーターハム スーパーセブンスプリントSP」との付き合いは、細君より少し永い20年になります。保管のために屋根と壁のあるガレージが必要なため、普段は知り合いの別荘のガレージにちんまりと納まっています。総走行距離は、3万km。
20年で3万km?と思うでしょうが、そこがスーパーセブンのスーパーセブンたる所以です。その姿同様スパルタンな性格は、走る以外になんの用途も見いだせないことにあります。まさに、極めれば極まる。ひたすらに削ぎ落としていった結果です。建築では、内装の仕上げも下地も削ぎ落とした「関町の家」。どちらも、魅力は良い悪いではない別のところにあるようです。

 
阿部利道/設計集団アルテラボ
阿部利道/設計集団アルテラボ
阿部利道/設計集団アルテラボ

私は今年、東京マラソンに初めて出場しました。フルマラソンは2回目ですが、倍率10倍と言われるこの大会に出られたのはラッキーでした。
大会当日は都庁前に8時前に到着し荷物を預け、寒い中スタートを待ちます。9時10分の号砲でスタートですが目標タイムの遅い私は後方なので、スタートラインで猪瀬知事の顔を見るまでに30分かかります。前半は快調に走りましたが、30km過ぎると少しずつ足が硬くなってきます。35kmから足が痛くなり、形式的に右、左と足を前に出すという義務感というか責任感にも似た気持ち(これを頑張りというのか?)で走り続け、なんとか5時間20分で完走できました。ゴール直後は疲れを通りこした「疲れた!」と声に出せない疲れ(?)でした。しかしこの5時間の楽しさをまた経験したいと思うような楽しい1日でした。まさに東京がひとつになっていました。

 
大川三枝子/オオカワ建築設計室大川三枝子/オオカワ建築設計室
大川三枝子/オオカワ建築設計室

家づくりのきっかけは様々ですが、私の場合、狭くて使いづらいキッチンに我慢できず、引越を決意しました。結果、築40年の小さいビルの一室をリノベーションしてキッチンも自作してしまい、家飲みに最適なカウンターキッチンの家に暮らしています。豆をよく煮るようになり....暮らしが変わりました。
家族との時間も、リビングよりもダイニングの方が長いという方は多く、設計過程ではどんな料理をどんな風につくるのか、どんな食事時間を過ごしたいか、などをお聞きして設計に反映していきます。
小さなお子さんがいるご家族も、夫婦二人暮らしも一人暮らしも。本格的に料理する人もホカ弁派も^^どんなキッチンが自分にとって居心地良いかを考えると、自分らしい家の姿が見えてくるものです。
大きさや素材、設備機器は勿論、床の素材も重要です。私の一押しは土間仕上げ!町家の路地のようなイメージで玄関から空間を繋げ、なおかつ蓄熱式床暖房を入れると暮らしの自由度と豊かさが広がります。土間キッチンでビールを飲みつつ料理したり、味噌を仕込んだり。新しい住まいでやりたいことが、見えて来ませんか?もうすぐ、地域型住宅ブランド化事業に認定された家づくり/SE構法の国産材を使った省エネ住宅の工事がスタートします。オープンハウスは8月頃、ぜひお問い合わせください。

 
SEA'S
 震災復興寄与提案として採択された国交省所管の補助金交付型リーディングプロジェクトである「地域型住宅ブランド化事業」、SEA’Sのお施主様の新築計画が各地で進んでいます。東日本大震災で被災した東北のすまいへの思いを引き継ぎ、森林育成雇用創出と経済循環効果に寄与する為に岩手県産材を構造材に活用しています。  震災の教訓から首都圏直下型地震に備えた、強くて美しい「東京・都市型住宅」のブランド化を推進してゆくプロジェクトです。本事業に適用されている建主様の住宅は、その取組・手法が地域における「国のモデル」として評価され、住文化の総合的な底上げに貢献しています。
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