ブログ 「小日向の家」に行って来ました

白いすじ状の雲が

フ ア ~ と

とぎれとぎれに

上に横に並んで浮かぶ青い空。

雲はうすくて細長く、むこう側が透けて見える。

すじの向こうにすじ。すじ、すじ・・・。

そうやって自然と視線が遠くを見ようとするので

よけいに空が高く感じる。

思うに秋の空が高く見えるのは、雲効果なのではないだろうか。

今年の秋は、オープンハウスが週末のたびに続いていました。

ある秋の休日は都内で2件。

午前中に駒沢公園の住宅を見学し、

駒沢公園近くのカフェでひといきしたあと、

space fabricの「小日向の家」を見に

文京区小日向へ向かいました。


裏庭から見れば3階建て、道路側から見上げれば4階建てに見える。

当時「小日向の家」を担当していた設計スタッフさんに現地まで案内してもらいました。

着くなり

「も、木造に見えない!」

「そうなんですよー。」

地下RC+地上3階建の「小日向の家」。

隣家に囲まれた裏庭側から

エントランスのある道路側はちょうど1階分ほど地盤面が下がっているので

地下1階から入るかたちになります。

地下は必然的にRC造となるので

歩いていてまず目に入ってくるのはコンクリートの壁でできた

車庫とエントランスというわけです。

さて、さっそく中を見せてもらいたいのですが・・・

1階、リビングダイニング。

無垢の板材が、床と天井に貼られていて、表情があります。

奥に見えるのは、道路から2階に植栽が植えられているように見えた

露地のようなテラスです。

手前半分にデッキがしかれ、奥半分に土が盛られ、苔が植わり・・・

しっとりしています。

それもそのはず、真ん中の白い小さな丸は、土に埋め込まれたスプリンクラー。

植物たちも自動で潤えるんです。

3階。書斎から南側(道路側)を見ると、真正面、遠くに東京タワーが見えました。

夜にも、東京タワーがほの光って浮かんでいるようすを思い浮かべて、思わず。

「いいなあ ・ ・ ・」

テラスからの風景を眺めていると

「よかったら屋上にも上がってみませんか」

と、スタッフのKさんが声をかけてくれました。

3階から見える景色がこれだけ東京を感じられるものなのに、

屋上から見える景色はきっと唯一無二にちがいない。

屋上。

搭屋(階段室)に取り付けられている、スチール製の風見鶏が夕焼けに生えます。

さらに階段がついてますが、これは上って良いんですよね・・・?

この高さ。この景色。

なかなかの見晴らしです。

マンションの屋上のよう。

道路から屋上の搭屋の上まで、階数で数えると、5階。

高さでいうと、およそ14m。

余談ですが、わたしは建築を見るとき、

そのもの(ハード)ももちろんそうなのですが、

その建築にしかできないまわりあるいは自分や家族とのかかわり方(コミュニケーション)というのがあると思っていて

そういうところを見るのが好きです。

これ設計した人、うまいな~と思ってしまうのは、そんなはからいを感覚で分かったときです。

西側を見ると、新宿ドコモタワーが。

space fabric

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