‘設計事務所’ カテゴリーのアーカイブ

ブログ ATELIER N の事務所に行ってきました

2015 年 9 月 1 日 火曜日

8月も終わりのある日、

なかなか訪問する機会が得られなかった群馬県のSEA’S設計事務所、

ATELIER N (アトリエ エヌ)へついに行って来ました。

ATELIER N の事務所があるのは、

群馬県の中之条町というところ。

温泉好きの方なら、ああ!知ってる!となるかも知れません。

伊香保温泉で有名な「渋川」と、草津温泉のある「長野原草津口」を結ぶ、

吾妻線というローカル線が走っているのですが、

そのちょうど真ん中あたりが、「中之条」の駅になります。

上野からJR高崎線で高崎まで2時間、

高崎から吾妻線に乗り換えて渋川まで30分、

そこからさらに中之条までが30分・・・という距離感です。

(ちなみにさらに30分程度乗ると、草津に着きます。)

つまり、一日がかりのなかなかな旅路になるわけです笑。

駅に着いて、橋をわたり、白い土壁に黒い瓦屋根の家々が残るメインストリートを

役場の方へ歩くと、しばらくしてATELIER Nの事務所が右手に見えてきます。

今、ATELIER Nの田中さんが計画中の

カニのはさみのようなコの字型の平屋に、塀が直行する、という特徴的なプランのS邸。

現在、NDNでSE構法の構造計画を進めている段階で、

秋には工事がスタートする予定です。

中庭側には全面ガラスのサッシが入り、

開放感たっぷりの開閉可能な縁側がつくられます。

軒の下の柱は、一見屋根を受けているように見えるのですが、

サッシ枠用のミゾを切るので、力を受けることができません。

化粧柱という、デザインのための柱になります。

実は、この化粧柱と並列してひとつ奥側に、

屋根の重力を受け流すことのできる構造柱が並んでいて

それらが屋根を支える梁を持ち出すという構造になっています。

こういった水平に開放的な空間をつくれるのも、構造設計のなせるワザです。

帰り道、

会社のスタッフからおみやげを頼まれ、

渋川の駅で温泉まんじゅうを購入。

伊香保温泉ってここにあるのね、って心の中でつぶやきながら

えっとなんで温泉入らずに帰るんだろう、ってさらに心の中でつぶやきながら、

後ろ髪ひかれる思いで電車に乗り。

いつか休みに伊香保温泉に来よう、と心に決め

流れる景色を見るともなく見ながら一路、東京へ。

この日は夏らしい、空がとっても高い日でした。

ATELIER N

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NEWS! 「雑司が谷ゼロエネハウス」構造見学会をアップしました。

2015 年 8 月 17 日 月曜日

設計事務所のつくる家はデザインだけだと思っていませんか?

いえいえ、そうではありませんよ!

快適な環境をつくりだすのも、設計事務所だからこそできること。

SUR都市建築設計事務所の浦田さんと篠崎さんは、

目に見える部分だけでなく、室内環境をも最適に設計することを

事務所設立当初から、住宅設計の最も重要なものの一つとして考えて来ました。

現在では、パッシブデザインのオピニオンリーダー的存在とも言えるお二人。

そんな未来の住宅をつくりつづけるSURの浦田さんが、

実は先日、ご自宅をゼロエネハウスとして設計しました。

工事が始まったこの新しい「雑司が谷ゼロエネハウス」は、

9月上旬、上棟を迎える予定です。

写真が「雑司が谷ゼロエネハウス」の模型。

いままでに培ってきたパッシブデザインのエッセンスの集大成ともいえる家が出来上がるのではないでしょうか。

この空間を、体感しにいらっしゃいませんか?

きっと新しい発見があるはずですよ。

「雑司が谷ゼロエネハウス」構造見学会のご予約はこちらから。
http://www.seas-house.jp/E102/event_no/297

パッシブデザインとは、

エアコンなどの機械で調整する(アクティブ=能動的)に対して、

自然光や風通しなどの与えられた周辺環境を上手く利用して(パッシブ=受動的)

室内環境を快適にする設計手法を言います。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、

消費エネルギーよりも住宅でつくるエネルギーの方が多い、または差がゼロになる住宅を言います。

政府では、2020年にはこのZEHを標準的な住宅とすることを目指す計画です。

wrote/y.takahashi

「雑司が谷ゼロエネハウス」構造見学会のご予約はこちらから。
http://www.seas-house.jp/E102/event_no/297

SUR都市建築事務所
http://homepage3.nifty.com/surarch/

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ブログ 「太陽の光を感じる家」オープンハウスに行ってきました。

2015 年 7 月 8 日 水曜日

7月上旬、田園調布に完成した

アーキプレイスの「太陽の光を感じる家」へ行って来ました。

田園調布の駅から、多摩川の方へ戻る感じで向かう、現地への道すがら。

ありました。こちらが「太陽の光を感じる家」です。無事到着。

「家の中のどこにいても、太陽の光を感じられるように」と、

地下かららせん状に回りながら屋上へと上昇していく空間を構成し

すべての部屋に窓が切り取られています。

2Fのリビングダイニング。

広いワンルーム空間に、テラスへ続く大開口。

見えるでしょうか・・・、開け放たれたテラスから、

ずっと向こう側に武蔵小杉の新しいビル群が建ち並ぶのが。

大きな窓から、外の景色をダイナミックにとりこんだリビングダイニング。

小さな窓から、空を切り取ったバスルーム。

隣の家の、緑と赤い煉瓦の佇まいを絵のように収めた子ども部屋。

どの部屋もひとつひとつは特に変わったことはせず、落ち着いた雰囲気なのですが、

光の取り込み方によって、それぞれの空間が静かに表情を変えるのを見せてくれます。

らせん状に空間を進んでいくと、

武蔵小杉のビル群の風景が徐々に上昇していきます。

リビングのテラスから見えた景色は、

3Fの子ども部屋の窓から見たときには、さっきよりやや高い位置から見下ろすようなかたちに。

うーん、ちょうど良いアングル・・・たぶんこの部屋がいちばん良い部屋なのではないでしょうか。

と、おや、屋上にも上がれるようです。

一段と視線の高さが上がって、武蔵小杉のビル郡の手前に、多摩川が姿を現しました。

川と緑地は水平に伸び、空はどこまでも高く広がっていきます。

「こんな風に見えるって分かってて設計したんですか?」

設計者の石井氏に聞くと。

「いや、実はそうではないです笑。こちら側に視界が開けるよう設計はしたけれど、屋上に上った時にこの風景が見えるとは最初から誰も分かっていませんでした。分かったのは、上棟した時です。その時は、私たちも、建て主さんも、思いがけないプレゼントをもらったような、びっくりしたようなうれしいような、特別な気分になりましたね。」


バスルームの洗面スペース。
建て主さんが自ら選んだタイルで仕上がっています。
クレーの水彩画のような、やわらかくて不思議な印象です。

wrote  yoko.t

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設計事務所アーキプレイス

ブログ 「武蔵関公園の家」オープンハウスに行ってきました。

2015 年 7 月 1 日 水曜日

6月中旬に開かれた

「武蔵関公園の家」のオープンハウス。

高田馬場駅から西武新宿線に乗り換え、武蔵関駅で下車。

改札を出て商店街を抜けて、練馬区立の公園である武蔵関公園へ向かって歩くこと、約15分。

住宅街と武蔵関公園のちょうど境目のブロックに

グレーグリーンのガルバリウムの外壁の、2階建ての家が、ピカピカと端正に佇んでいました。

正面2階の張り出した片流れの屋根が特徴的。

小さいのに、存在感があります。

このあたりは風致地区といって、景観を特に重視する地区で

建蔽率の規制がほかの場所よりも厳しくなっています。

でもそのおかげで、土地に対して建物が余裕を持って建てられています。

2階のワンルーム空間。

片流れの屋根の一部を小さく四角く切り取った天窓がありました。

階段を上りきったところを照らしています。

この天窓が一つあるだけで、空間に表情が生まれ始めます。

下から見上げると、この日は梅雨には珍しく晴れていたので、青い空が見えました。

大きな軒の下にある、テラスを見る。

手前のダイニングテーブルとサイドボードは

施工を担当した伊藤工務店の家具職人さんが製作してくれたもの。

屋根が奥から手前に向かって流れる。

左に突き出た小さなスペースは、ちょっと隠れ家のよう。

造り付けのデスクと本棚がしつらえてあり、

勉強や趣味をしていたら、いつのまにか自分の世界に入ることができそうです。

家には、広くて家族と共有した方が良いスペースと、

小さくても個人で持っていた方が良いスペースとがあり、

また、それぞれのスペースに合った空間の作り方があります。

それらを上手に整理して設計すると、

コンパクトでも使いやすく、可能性が広がる家をつくることができます。

武蔵関公園の家は、そんなふうに感じさせてくれる家でした。

wrote yoko.t

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須藤一栄・三鴨泉 建築研究所

NEWS! 「山岡建築研究所の自邸」オープンハウスをアップしました。

2015 年 6 月 10 日 水曜日

今週と来週の2週にわたって、

SEA’Sの設計事務所自邸のオープンハウスが開催されます。

自邸を公開してくれるのは、

埼玉に拠点を置く、山岡建築研究所の山岡さん。

”ふつうの家にある良さ”を大切にし、

家のどこかに緑を楽しめる要素や遊び心を採り入れた設計が特徴です。


設計者の自邸は、

空間のエッセンスが感じることができます。

ハウスメーカーの家は見飽きたなあ、という方。

建築家の自邸を見てみるのはどうでしょう。

新しい発見があるはずです。

設計: 山岡建築研究所
wrote/y.takahashi

「山岡建築研究所の自邸」オープンハウスのご予約はこちらから。
http://www.seas-house.jp/E101

山岡建築研究所
http://yamaoka-ken2002.p2.weblife.me/

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ブログ オオカワ建築設計室の個展を見に、Perry Houseへ行ってきました。

2015 年 3 月 13 日 金曜日

先日、オオカワ建築設計室を主宰する女性建築家の大川さんの個展を見に、

神宮前にある小さな木造商業施設 Perry Houseへ行ってきました。


Perry House 通りから。

Perry Houseは、若いクリエイターが大きな夢を育み文化を発信してきた表参道という場所で、

次世代のクリエイターや企業家に手頃な賃料でスペースを提供する―

という、なんとも素敵な主旨で計画された木造SE構法による施設建築です。

大川さんはこのPerry Houseを企画・設計したグループの一人なのですが、

なにやら今回の個展は、自身で設計した空間で行うけれども、建築のハードの話はしない、とのこと。

いったい、どんな展示会なのでしょう・・・?

原宿の駅で降りると、

ゆるやかな傾斜のついた表参道沿いに

葉を落としたけやき並木が、青山方面へまっすぐ続いている景色が広がっていました。

冬だなあ

と思いつつ、表参道から一本脇道へ。

神宮前のエリアを少し歩くと、見えてきました、小さな白い家の群れ。Perry Houseです。

この一角が貸しギャラリーになっています。

中をのぞいてみると、

「こんにちは。」

珈琲の良い香りとともに、大川さんご本人が迎えてくれたのでした。


Perry House 中の様子。
お、やってますね~。

そこに住んでいるという設定の「誰か」を想像させてくれるような、

ドラマのセットのような内部です。

実は、こちらのオーナーさん、もともとプロの書斎コーディネーターなのだそうです。

白い壁のところどころに、

なにやら大きいカルタのようなものが。


オオカワ建築設計室の大川さん。

カルタには、短い文と、大川さんにそっくりなイラストが描かれていました。

「これは、わたしがお客さんと家づくりをしているとき、それから設計の仕事を通して

なにげなく心の中でつぶやいた言葉です(笑)。」

なるほどー、たしかになにげない場面にこそ、その人のキャラクターや、価値観が出てくるものなのかもしれませんね。

「そしてイラストを描いてくれたのは、

「はじめて家を建てました!」の作者である、まんが家のあべかよこさんなんですよ。」

お二人は一緒に仕事をする機会があって知り合ったそうなんですが、

あるときお互いの仕事について話していたら

そのプロセスが、とても似ていることに気づいて、意気投合したのだそうです。

ちなみにあべかよこさんは、

難しい内容をまんがにしてわかりやすく伝える、というタイプのまんがを手がけていらっしゃいます。

「お客さんのイメージしているものをつかむためのヒアリングの仕方とか、

つまりこういうことじゃないですか、とかたちに表現して見せるところとかが、

全然違う職業なのに、とっても似ていて、お互いびっくりしたんです。

それが縁で、今回の個展も、コラボレーションしてくれることになりました。」

そのお話を聞いたとき、

建築家の大川さんが、あえて建築を展示するのではなく、

ふだんのつぶやきや、珈琲を飲みながら会話を楽しむという、

個展ともコミュニティスペースとも言える、この個展を開いた理由がストンと分かったのです。

よく、

「仕事はなにをやるかではなくて、誰とやるか」

と言いますが、

誰かとものをつくるということも、

きっとまったく同じことが言えるのではないでしょうか。

つまり、価値観の共有・・・

価値観にはかたちがないのだけれども、

できたものには価値観が映るんですよねー・・・

帰り道、表参道駅までを歩きながら

そんなことを考えていたのでした。

おみえ展2015 facebookはこちら
https://www.facebook.com/events/736875593047794/

オオカワ建築設計室
http://omiedesign.net

SEA’Sトップ
http://www.seas-house.jp/

NEWS! 構造見学会をアップしました!

2015 年 2 月 13 日 金曜日

来月、3月の最終週とその翌週の2週にまたがって

構造見学会を開催することになりました。

構造見学会は、家の骨組みが完成する「上棟」のタイミングで行っています。

骨組みだけが組み上がっている「上棟」の状態は、

早くて1日、かかっても2、3日という

全体から見ると、ほんとうにわずかの工程ですが

実は、家を建物として、いちばんシンプルで美しく見ることのできる瞬間じゃないかな・・・

とひそかに思っています。


3/28(土)・3/29(日)に、杉並区で開催予定の家プロジェクト。
設計は、L_DESIGNの秋さん。


こちらは、4/4(土)に練馬区は武蔵関で開催予定の家プロジェクト。
設計は、須藤一栄・三鴨泉建築研究所。

予約はこちらから・・・

構造見学会top

SEA’S建築家と建てる木の家top

デザインスタジオ無限志賀建築設計事務所の住宅を公開

2014 年 11 月 28 日 金曜日

デザインスタジオ無限 志賀建築設計事務所の住宅を公開しました!
志賀さんは、SE構法の実績がとってもとっても
豊富な建築家です。

是非ご覧ください!

デザインスタジオ無限 志賀建築設計事務所の作品一覧

イエヅクリCafe、行ってきました。

2014 年 11 月 6 日 木曜日

先週の土曜日、

浅草のThought-FACTORYで開かれた、

イエヅクリCafeに行ってきました。


浅草寺雷門前の通り。 雨が降りしきっていましたが、この日も浅草のまちは賑やか。
人力車も、乗せるお客さんを待っていました。

さてさて、浅草6丁目、Thought-FACTORY。

あいにくの雨でしたが、キャンセルはなし。

少し照明を落とした室内の白い壁に、くっきりそこだけ明るい四角が現れました。

プレゼンテーション・スライドの一枚目です。

その前に大きな木製のテーブルが置かれ、

お客さんたちはそれを囲っておのおの好きな椅子に座り、聞くというスタイル。

課外授業のような、、ラフで気軽に学べる感じが、いいなと思いました。


壁に映し出されたスクリーンの左脇に座っているのが、イエヅクリCafe主催者、建築家の佐々木さん。

そこへ、スタッフの遠藤さんによる淹れたての珈琲が。

緊張がとけ、スクリーンの横でお客さんと会話をしていた佐々木さんは始めるともなく、

イエヅクリCafeについて話し始めるのでした。

・・・次回へつづく・・・

<SEA’S 建築家と建てる木の家 top>

今週末、「イエヅクリCafe」 開催いたします

2014 年 10 月 29 日 水曜日

家づくりについて学びたい方、これから家をつくりたいとお考えの方へ。

この秋、建築家 佐々木善樹氏から、家づくりを気軽に学べるセミナーイベント

「イエヅクリCafe」をお届けします。

今回のテーマは

第1話: 育てる楽しむ家づくりの方法
第2話: リノベーションのABC

となっています。

開催は11月1日(土)14:00~16:00、浅草のThought-FACTORYにて。

イエヅクリCafe @ thought-factory

美味しい珈琲を飲みながら

新しい視点の家づくり、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。

聞いたあとは、家づくりをもっと自由に、楽しめるようになっているはずです。