SE構法(SE工法)による作品紹介
善福寺の家

緑豊かな公園にほど近い旗竿状敷地に計画した、御夫婦のための住宅。
旗竿状の敷地は、道路から奥まっているところからマイナスのイメージが強いと思いますが住まい方のイメージによっては、旗竿地のマイナス面をプラスに生かすことが出来ます。当初から施主ご夫婦には静かな家をというお話を伺っていました。土地探しの段階からご相談をいただいていましたので、旗竿敷地の道路から奥まっていることを逆手にとってひっそりとプライバシーを守りながら暮らすことが出来る家を計画しました。長いアプローチは前庭となり季節の木々がを楽しむことができます。そして、その長いアプローチ・前庭を望むべく、LDを2階に配し、大きなピクチャーウインドウから庭を眺めるように計画しました。不要と感じる竿の部分を、密集した住宅地では難しい「視線の抜け」として逆に利用しています。1階には個室、浴室、大きめの納戸、ウォークインクローゼットを配し2階をより開放的にすることを考えました。玄関越しには中庭を配し、建物に入ってからの視線の抜けが急になくならないよう中庭や階段へと視線が抜けるようにしています。また1階床と玄関土間がつながって感じられるように段差を低くおさえ、続く階段には2階トップライトからの日差しが1階土間まで差し込むようにスケルトン階段としました。2階は屋根と同じ三角形の勾配天井のLDKと、天井を低くした畳スペースのワンルームとしているため、隅から隅まで視線が通り、実際の面積以上の広がりを感じることができます。

所在地東京都杉並区
敷地面積105.84平米
延床面積82.81平米

必ずお読みください。